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鳳笙奏者
​井原 季子

Tokiko Ihara

高野山真言密教の守護である丹生都比売神社にて巫女舞の修練中、笙と 出会う。

宮内庁元楽部長 豊英秋氏、東康弘氏に師事。日本の伝統文化と 精神性、そして世界に根ざした普遍性を探求しながら宇宙の根源となる 光と音の表現を目指すべく日々研鑽を重ねつつ、国内外・神社仏閣での 奉納演奏をはじめ、様々なアーティストとの合奏、舞台参加、楽曲提供 等を行う。

【御奉納演奏】

伊勢神宮参集殿・奈良春日大社・南都西大寺・吉野金峯山寺・龍田大社・上賀茂神社・音羽山清水寺・二条城・西 宮えびす総本社・渋谷金王八幡神社・東京増上寺等、全国の社寺にてご奉奏を行う

2007年10月 雅楽翠篁会秋季演奏会 舞楽「採桑老」故・元宮内庁楽部長 東儀俊春氏の係物を務める

2008年10月 西麻布北山創造研究所・表参道H.P.GALLERY 宮川一郎個展 「UH-HUH」

2008年11月‒ セイゲン・オノSAIDERA PARADISOスタジオにて数回にわたり演奏

2009年9月 渋谷区南平台三木武夫記念館 「日本の輝き+承の会」出演

2010年3月 スペイントレド市 日本文化研究会なら「ならの春をはこぶ」 トレド市長招待演奏

2010年6月 大阪リーガロイヤルホテル エコールドロイヤル 演奏講演

2010年7月 Project Si「Woman with SHO」(観世流シテ方・早稲田大学国際教養学教授 関根勝氏演出)参加

2010年10月 伊勢神宮 参集殿 松井誠奉納公演 幕間御奉納
2011年1月 NHKカルチャーセンター 京都校 一日講座「新春を寿ぐ笙のおとたま」講演

2011年3月 Lardux Films “Le printemps” (Jérôme Boulbès 演出 :フランス国営放送 放送) 参加

2011年3月‒ THE NORTH FACE ” Powwow aeaa Earth Kids Project : 7 Nature Usagi” 参加

2011年6月 大韓民国 天安祥明大学による招待公演

2011年10月 嵐山法輪寺「法輪寺にて月を愛でる」斉藤アンジュ氏(バイオリン)と共演

2013年4月 明治神宮「いのちの森」谷崎テトラ氏(キーボード)・ 岩崎園子氏(ソプラノオペラ)と共演

2014年7月 仏モレブリエ市 日本文化研究会なら「EXPOSITION d’art floral japonais-Ikebana-」参加

2014年7月 パリSaint-Eustache大聖堂パイプオルガニスト・JEAN GUILLOU(ジャン・ギュー)氏と合奏

2014年10月 南都西大寺 光明真言土砂加持大法会 仏教講座にてご奉納演奏

2015年5月 坂出市市民ホール「百人一首の調べ -サヌカイトの響き-」出演

2015年9月 東京BIG SITE ツーリズムEXPOジャパン 奈良県代表として演奏

2015年11月 奈良蓮昇寺 北畠親房公顕彰会『准后親房忌』アコーディオンArmelle Douce氏とともに奉納演奏

2015年10月 Nuit Blanche “Passage” 有斎弘道館 オロール・ティブー氏(衣装)・大舩真言氏(日本画)と共演

2015年10月 醍醐山四国部仁王会法要「祈りのかたち」関根勝氏(観世流シテ方)・大倉正之助氏(大鼓)と共演

2015年11月 建仁寺両足院 「CHANEL JAPAN FLC」 田中 泯氏(舞踏)・ 一噌 幸弘氏(能管)らと共演

2016年10月 信貴山朝護孫子寺 大般若法要 武家茶・三齋流献茶とともに奉納演奏
2016年11月 パリEspace Culturel Bertin Poirée「Haré」日原史絵氏(箏)・Ippei Hosaka氏(舞踏)らと共演

2017年5月 Audi Music Salon 今西家書院 磨寿意英子氏(ハープ)・野中久美子氏(能管)と共演

2017年7月 寺田倉庫 “The Seventh Sense” Chris Mosdel氏(詩)・谷川俊太郎氏・八木美知依氏(箏)と共演

2017年7月 ロサンジェルス The Broad “Summer Happening” 出演
2017年11月 株式会社CRECOS 叙勲受章・創設25周年記念祝賀会にて梅川壱ノ介氏(日本舞踊家)と共演

2017年11月 MUTEK JAPAN 2017 @京都造形芸術大学 オープニングアクト参加
2018年2月 ロンドン 大和日英基金・ロンドンビジネススクール”The origin of Shozoku” にて演奏

2018年5月 銀閣寺 平和祈願法要 臨済宗相国寺派 有馬賴底猊下・黄檗売茶流家元 中澤弘幸宗匠ともに御奉奏

2018年9月 野田秀樹演出 NODA MAP「贋作 桜の森の満開の下」音楽参加 (パリシャイヨー劇場他公演)

2018年9月 東京芸術劇場 日仏国際共同制作 -間-MA エチュードétude- 仏Camille Boitel氏とともに共演

2019年5月 中国北京万博ジャパンデイ公演参加予定
2019年6月‒ “間 ‒MA” 仏アヴィニオンダンスフェスティバル パリLe 104他 にてフランスツアー公演参加予定 他

【参加アルバム】
2011年11月 “Light Falling On Existence P.R.E.M featuring Tokiko Ihara” P.R.E.M 谷崎テトラ氏・RAI氏とともに 2012年04月 “Le Printemps” 仏 Lardux Films, Les Trois Ours
2015年09月 アンスティチュフランセ関西×京都精華大学プロジェクト ”Eurotronics Kyoto” 参加
2016年12月 ”根なし草”Rhizottome ソプラノサックス Matthieu Metzger氏・アコーディオンArmelle Dousset氏とともに !

■ 雅楽の楽器 三管(鳳笙・龍笛・篳篥)、三鼓(羯鼓・鉦鼓・太鼓)、両絃(和琴・琵琶)の8種類の楽器にて構成されます。それぞれの音

■ 雅楽とは その起源は古代シュメール文明ともいわれ、合奏形態で演奏される世界最古の伝統音楽とされています。紀元前2000年頃から、 地中海からアジア各国の様々な国の音楽と楽器がシルクロードを経由して中国にもたらされました。それが5世紀前後から仏教 とともに日本に伝わり、大宝元年の大宝令によってこれらの音楽とあわせて日本古来の音楽や舞踊を所管する雅楽寮(うたまい のつかさ)が創設されたのが雅楽の始まりであるとされています。創設当初は、400名近い楽師と各国から運ばれてきた様々な楽 器と多様な旋律で編成されていましたが、以降永い年月をかけて淘汰され精錬されて現在の雅楽が出来上がりました。また宮中 や社寺にて祭事の際に奏上し舞うことで、五穀豊穣や国家鎮護を祈ってきました。

色が阿吽の呼吸で絡み合い共鳴し、自然とともに生きる古来からの日本人の自然観を表現し、雅楽独特の世界感を醸し出しま す。

・鳳笙(ほうしょう)..天空から射しおろす光、鳳凰の鳴き声をあらはす

・龍笛(りゅうてき)..天と地の間を縦横無尽に駆け巡る龍の様子をあらはす (風雨等、水や気の循環を表す) 

・篳篥(ひちりき)..地にこたまする生き物の声をあらはす

■ 笙について 「匏(ふくべ)」とよばれる木製の漆塗りの器の上面にあけた穴に十七本の竹管を差し込んだもので、その 優雅な姿かたちから鳳凰が羽を休めている姿に例えられ「鳳笙」と呼ばれます。竹管に空けられた穴を押さ え、匏の横側にある吹口より息を吸ったり吐いたりして、竹管の下部にある金属製の簧(した:リード)を 振動させて音を出します。 東大寺の正倉院には唐から伝来した当時の姿の楽器が三管保管されており、現存 する伝世品としての楽器としては他の収蔵品の楽器とともに世界最古であります。なお、大陸から日本に伝 来して笙となったこの楽器は、西方のヨーロッパ圏では金属からなるパイプオルガンとなり、笙と同様に神 前楽器として演奏されています。